3人のお母さんが立ち上がって、草の根運動が展開され、全国に拡
積年の財政逼迫状況を顧みる余裕のない状態で制度改革と向き合う
でも、育成会活動は休んでいるわけにはいきません。
今の障害問題、障害者を取り巻く社会情勢は、育成会としても声を出さずにはおれない状況にあります。
取り敢えず、任意団体として発足するために会則を決めました。
私の切実な願いとして、可能な限り早い段階での新組織の発足を願ってやみません。
上記で述べた障害問題、社会情勢とは、私の考えとして、何を指しているのかを説明させていただきます。まず、
1)障害者の福祉制度
障害者総合支援法の施行は、この4月からとなっていますが、私たちの子どもの知的障害のある人達の意思決定支援の議論は道半ば、高齢期の障害者支援も然りです。
高齢期における知的障害のある人たちのことを認知症と同列視する人達がいますが、決して認知症と同じではありません。しかも、知的障害があっても認知症を発症することがあるのです。
これらへの視点をきちんと入れ込んだ制度設計がなされなければなければ、制度に対する時間をかけた推進会議での議論が「無意味になると危惧します。
2)社会情勢
切実な思いで見守ってきた“国連の障害者の権利に関する条約”の批准がなされました。また、望まない死を被る障害者虐待を、障害者を虐待から守るために切望したいわゆる障害者虐待防止法“障害者虐待の防止、障害者の養 護者に対する支援等に関する法律”が平成23年6月24日施行、最終改正:平成24年7月22日として施行され、“障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律”が平成25年の法として示されましたが、施行は平成28年度となっています。
まだまだこれらへの、これらの法律への中身の周知や実効のある体制整備がなされた訳ではありません。そのためには、きちんと知的障害分野に私たちの思いが盛り込まれたものでなくてはなりません。
全国組織がなければ、声になり得ません。
きちんと協議の場に育成会の代表が出られる状況を作らないといけないと考え、早くそうなるような状況を切望しています。
それまでは、私達地方が元気で活動、運動していくことだと思っています。
今後とも、三重県育成会は皆様方のご支援、ご指導をいただきながら、元気に、誠意を以って、地道に活動していく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
平成26年5月25日
一般財団法人三重県知的障害者育成会
理事長 高鶴 かほる
『手をつなぐ』ご愛読の皆様へ
日頃より『手をつなぐ』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
すでにお知らせしておりますとおり社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会は3月末で全ての事業を廃止し、5月の評議員会と理事会の解散決議を受けて、社会福祉法人格の返上(解散)に向けて手続きを進めていますが、『手をつなぐ』につきましては新たに設立された全国手をつなぐ育成会連合会より発行が継続されます。発行母体は変わりますが、読者の皆様に役に立つ情報をわかりやすくお伝えしていく姿勢や誌面内容、発行頻度(月刊)などに変更はございません。
全日本育成会からの発行は5月号で終了し、現在、新たに当連合会からの発行に向けて準備を進めているところです。この切り替え作業に伴い、以降の発行スケジュールが当面の間、以下の通りとなりますのでご了承ください。
7・8月合併号 8月14日(木)〜18日(月)
9月号 9月8日(月)〜12日(金)
※日程はすべて当連合会からの発行日
また体制の都合により一月遅れでの発行となるため、7・8月は合併号となり年間12冊お届けするところが1冊欠けることになります。そのため特別号を発刊しその代わりにお届けする予定です。発行時期、内容については、企画が決まり次第『手をつなぐ』誌上でご案内いたします。
皆様には多大なご迷惑をおかけしますこと、誠に申し訳ございません。当連合会としても、これまでの『手をつなぐ』の歴史を尊重し、皆様に愛される冊子づくりに努めてまいりますので、これまで同様にご愛読くださいますようお願いいたします。
全国手をつなぐ育成会連合会
会長 久保 厚子
今年もあります
是非来てください
→
平成21年度は、三重県議会に
請願書を提出しました
県議会からは、国に意見書が
提出されましたが政権交替で
どのような扱いになったのか
気になるところです
社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会
事業廃止について
その中で、名張育成園、鹿島育成園を運営する社会福祉法人としての側面を持ちながら知的障害のある我が子の教育、福祉、就労、権利擁護と活動の幅を拡げてきました。
しかし、時代の趨勢と相まって運営する障害者支援施設を、順次、所在する地元に移管し、相談事業を主務とする第二種社会福祉事業を行う社会福祉法人として再出発しました。
これらの動きに合わせるように、障害福祉制度も大きく変わらざるを得ない時代となってきました。支援費制度の導入による財源問題から社会福祉基礎構造改革グランドデザイン案が示され、障害者自立支援法の施行、障害者総合支援法の施行に至っています。
この間、私達の会はそれらの動きに対応することを優先し、相談事業からの収益のない社会福祉法人は、社会福祉法人の体をなしていないとの指摘を厚生労働省の法人監査で2度に亘って受けておきながら、協議未了のまま現在に至ってきました。
国の社会福祉法人法の見直しが始まったこの機会を外せば、改革の時期を逸し、無為無策のままに解散命令を受けなければならないと判断して、この度、3月20日の評議員会・理事会での審議を経て、法人事業廃止、解散手続きへと進む決断をするに至りました。
障害者の権利に関する条約の批准がなされ、障害者差別解消法や障害者虐待防止法が施行されましたが、まだまだ体制の整備、充実には道なかばです。
育成会活動は、本来の目的に沿って、遅滞なく活動を続けていかなければいけない情勢にあります
今後は、任意団体として一致団結して連合体を形成しながら、全国が一丸となって社会の信頼を勝ち得て、いずれの日にか法人格のある団体として再出発をしたいと願っています。
本会もその一員として、これまで以上に県内の知的障害者のために力を尽くし、全国の仲間とともに運動、活動していく決意をいたしました。
私たちの願いが実現するまで、今しばらく猶予をいただき、1段ずつ階段を登ってまいる所存です。
今後とも、旧来に増すご支援を賜りますようお願い申し上げます。
一般財団法人 三重県知的障害者育成会
理事長 高鶴 かほる
全日本手をつなぐ育成会の法人解散の動き
ようこそ私たちの
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事務所前景です
目的に沿った主な活動
広報研修活動 各種大会 研修会 あゆみの発行 |
障害者福祉向上への活動 三重県知的障害者福祉連盟 ジョブパークみえの運営 |
関係機関との 連携 各種会議 |